心のバリアフリー~勇気をだして,声をかけよう!~
本校では,自分を大切にすることや友だちや周りのいろいろな人たちを知り,大切にしていく気持ち・態度を育てようと,12月1日~10日までを校内人権旬間としています。
今回は,かごしまバリアフリー相談センター長の喜井さんを講師にお招きし,人権集会を開きました。
いろいろな障がいをもつ方々の相談にのったり,飲食店や宿泊施設などのバリアフリーを進めるお仕事をされているそうです。
資料を見ながら,具体的なバリアフリーについてお話をしてくださいました。
「車いすでも不幸ではない,不便さは周囲の人々の理解と,ちょっとした工夫で乗り越えられます。」和室(畳)でも,車いすで生活できるように作られた,車輪カバーなどのグッズを紹介してくださいました。和柄のすてきなカバーで,車いすを前後に動かすと簡単に着脱できる優れものでした。
「障がいをもつ方々に対して,みなさんができること。それは,『困っていることはありませんか?』『大人を呼んできます。』と,声をかけることです。」
「勇気を出して,声をかけていきたいです。」児童代表が感謝の気持ちを伝えました。
子どもたちから「どうやって車の乗り降りをするのですか?」という質問があり,お見送りをする時に見せていただきました。車と車いすの段差・隙間をうめる枕を用意されていて,スムーズに移動されていました。みんなびっくり!
喜井先生は,「この仕事があるからみなさんと出会えたのです。感謝です。」とおっしゃっていました。
心のバリアフリーが一番うれしいそうです。私たち一人ひとりが実践していきたいですね。
喜井先生,ありがとうございました!
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